北海道遺産・野付半島。トドワラで感動体験

野付半島トドワラで過ごす感動の一日(約8時間)

野付半島でネイチャーウォッチング

お1人参加18,000円(税込19,800円)/2人以上参加の場合お1人12,000円(税込13,200円)

静かな時が流れる。北海道遺産・野付半島を訪れる

湿地保全の為ラムサール条約に登録されている、北海道遺産・野付半島をめぐるツアーです。約28kmの細長い野付半島の先端部にはほとんど住む人の影もなく、静かな時が流れています。約8時間かけ、遥か昔に過ぎ去った歴史を追いかけてみましょう。そこには、ただ淡々と生活を営む動物たたちがその厳しい生活環境に耐え一生を過ごしています。たくさんのエゾシカたちが草をはみそのすぐ近くの湿地帯では、タンチョウの夫婦が餌をついばみ、道端では、キタキツネが人の目を気にもとめず狩をする。

嵐が来ると海になる、そんな低く脆弱な土地がかろうじて育も森も海水の侵食により森の端の木々が立ち枯れてゆく、海水と淡水のせめぎあいが森の姿として目にすることのできる奇跡。何千年も繰り返されるその戦いは、少ない森を守るように厚い泥炭層が海水を押し留めます。

春は、彩りの季節、草原はこれでもかというくらいに花が咲き乱れます。

センダイハギがレモンイエローに染め上げた草原はすぐにエゾカンゾウの黄色に取って代わられます。そしてヒオウギアヤメの青紫に入れ替わったあとワタスゲの白が草原に一息入れ、ノハナショウブの紫色で最高潮を迎えます。夏に入るとはまなすのピンク色の花が緑の草原を彩ります。2ヶ月に満たない短い期間で花のじゅうたんが入れ替わるその姿はまさに奇跡と言えます。

  • 集合場所:道の駅スワン44ねむろ(地図はこちら)
  • 所在地: 〒086-0073 北海道根室市酪陽1番地
  • 集合場所の詳細を知りたい方は、根室ネイチャーセンターまでご連絡ください。
    (電話:0153-27-1434)
  • 根室管内にご宿泊の方は宿泊先までの送迎もします。 必要な方は、ご連絡ください。

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雄大な自然が残る野付半島。動物たちの楽園へご案内します!

北海道遺産,野付半島…海の向こうの北方領土が目の前に砂州と湿原が織り成す豊かな漁場,かつての賑わいはもうなく今は立ち枯れのトドマツやミズナラが訪れる人々を見つめています。動物たちと野鳥の楽園になったこの場所は,遥か遠くの歴史を見つめさせてくれます。この地を一日かけて訪れた人には感動という挨拶が待っています。

ミズナラ林の跡「ナラワラ」で自然の厳しさを学ぶ 当ツアーでは、野付風蓮道立自然公園内にある、ミズナラ林の跡「ナラワラ」へも訪れます。海水に浸食され、ミズナラが立ち枯れた光景は、まさに地の果て。枯れたミズナラの林からは、自然の厳しさが感じられます。いずれは消滅してしまうといわれている湿原上のミズナラの林を目に焼き付けましょう。

オホーツク海の急な流れが作り出した奇跡の半島、野付半島。まるでエビのしっぱのように曲がった半島は海水と雨水や雪解け水の淡水がお互いの領分を争っています。泥炭層に海水がしみ込んでその上に立つ森の一部を枯らせていきます。緑の森とその恥には立ち枯れた林が出来上がる独特の環境ははるか古代から連綿と続く歴史の一部です。半島の内側にある内海は浅く、そこにはアマモの森が存在し北海島エビや魚などを外敵から守ります。そのアマモも春と秋にやってくるカモとハクチョウの食料となり彼らの疲れを癒します。

半島先端部、立ち入り禁止区域の湿原には季節ごとにカモたちがやってきます。許可書を申請して車で入っていきます。冬には、数百頭のオスのエゾシカの群れが走り回ります。オオワシたちもやってきて電柱の上で私達を見下ろしています。シギ・チドリの季節には天然記念物アカアシシギ(Common Redshank)も生活しています。

野付半島では、その巨大な空の空間が訪れる人を圧倒します。浅い内海にはアマモが生い茂り渡り鳥たちの休息の場所となっています。自然が色濃く残る大地には、たくさんの野鳥が季節ごとに姿を現します。春は渡り鳥や水鳥。冬はオオワシ、オオハクチョウなどが見られます。根室でしか見られない雄大な光景。生命の躍動、自然の神秘を目の当たりにした瞬間、かつてない大きな感動が訪れます。また、春から夏にかけての花の開花は見事で一色で染まった草原は見事というほかありません。、極端に言うと2週間ごとに草原の色が変わるほどその美しさに息をのむでしょう。

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